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Friday, April 16, 2010

Permaculture Ethics パーマカルチャー倫理

いろいろな言い方がありますが、
1. Earthcare 地球を大事にする
2. Peoplecare 人間を大事にする
3. Fairshare 分けあう

ごく単純ですが、これがパーマカルチャーの土台となっています。

僕の勝手な解説
1。地球は私たちの家です。当たり前だと思うのですがやっぱり現在の経済システムや消費文化を考えると、やはり常識ではない事がはっきりしていると思います。地球は私たちの生命サポートシステムであり、生きたいのであれば大事にする必要がありますよね。といいつつ、それが難しくなってしまった文化の中を生きている自分。僕もまだまだ修行がたりません。自分が飛行機で飛んでいるりょうなどを考えると難しい気持ちになります。でも、ちょっとずつ生活を変えていて、より地球を大切にしている生き方を歩んでいるつもりです。ブロックスファームに来たのもこのためです。

2。人間を大事にする。家族を大事に、友達を大事にし、他人や他国の人々を大事にすることも当たり前な気がしますが、これもまた難しいですよね。個人的には戦争や抑圧のない世界を作りたいのですが。子供の頃の平和教育の影響もありますが、人や生命を大切にしたいという気持ちは人間の本質なのではないでしょうか?本質でなくても平和な人間を育む文化を育てていく努力をして、年をとっていきたいと思います。

3。分け合う。人間とだけではなく他の生き物とも。ちょっと前に聞いた話で、日本では昔木にできた果物や実を全部収穫せずに、動物に半分ぐらい残すと言う習慣があったらしいですね。すばらしい習慣だと思います。僕も大学の教授から中米やキューバのお百姓さんまで色々な方に頂いたり助けてもらったりして来ました。そのおかげでこういう人間になれたのだと思います。分け合うのは、物理的なものだけでもなく、幸せや愛も分け合うとすばらしい事がありますよね。世界中の政府や企業(特に先進国の)に取り合いをやめて分け合いをしよと呼びかけたいです。その方がより多くの人たちが安定して幸せな生活ができると思うのですが。よい人間関係を育む大切な倫理ですね。農業をすると分け合う大切さがはっきりと分かります。

抽象的かもしれませんが、日々この三つの倫理を深く考えて行動していくと、自分なりの進むべき方向がはっきりしてくると思います。その道を歩んで行くと自然に幸せがわいてくる事でしょう。忘れずに周りの人にもその幸せを分けてみてください。生きている事のすばらしさ。地球がある事のすばらしさ。

僕はルールというより、みんながより幸せになれるための方向として使っています。

楽しい冒険です。

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