Vision

To help transition Japan to a peace promoting post-carbon country while enjoying every step of the process.
僕のビジョンは、祖国日本で、平和文化を育みポストカーボン(Post-Carbon) 社会を促進してゆく事です。
化石燃料や原子力に頼らず、他国の資源を取らない、
自給自足な国へのトランジションを実現させてゆきたいです。

Saturday, March 16, 2013

年越し塩炊き祭り2013 Lunar New Year Salt Making Festival 2013

日本語は下

Same old excuse but I am too lazy to translate this article. But, it's about an event I went to where we made salt from sea water on the beach for the lunar new year. The event started with people who wanted to find ways to evacuate children in Fukushima (particularly areas with high radiation). While thinking about evacuating and taking care of Fukushima children, they realized that it was important to connect with what keeps us physically alive. That lead them to explore salt making.

This was really an amazing event with a lot of love and care put in. Looks very "hippy" but the event was definitely "Japan quality." Hippies, permies, alternative healers, business men, local fisher men, house wives, kids, and students gathered to participate in this event. It was full of giving and sharing. I felt a lot of love from the beautiful people that gathered. Check it out next year!

I highly recommend the fire dance video.
Below is a picture of the salt we made.


 
(今回作った塩の結晶)


この前参加した年越し塩炊き祭り2013。
めっちゃ楽しかった。
企画者(塩スタ)の愛をすごく感じたよ〜。
初塩作りはとっても貴重な経験だった。
超おすすめ。

このイベントは東京野菜計画の潤君に教えてもらって、
潤君はOne Kitchenのタクヤ君繋がりで、
タクヤは佐々たくやの紹介で知り合ったんだよね。
佐々たくやはTUP第一回目のWSに来てくれて、
その後マーマーマガジンやカグレにも繋げてくれた人。
ネットは便利だけど、
直接人と繋がる事はかかせない!
【質】が違う。
人との繋がりに感謝。

日本にも深く考えて広く行動している人がいっぱい!
増えていく共生革命家達。

ではでは塩祭りへ!Let's go!



(趣旨)    
  私たちの命は何によって成り立っているのでしょう?   2011年3月11日に起きた震災と原発事故は、私たちの「生きる」 という行為を根本から問い直し、立場や地域を越えて助け合うこと を自分たちの手ではじめていかなければいけないと実感する機会で もありました。  

  この塩炊き祭りは、放射線量の高い地域に暮らす母子を招く保養 キャンプを立ち上げたいと願う人たちによる話し合いから始まりま した。放射能汚染という現実と向き合った上で、この世界の中で生 きていく術を自分たちの手で身に着けていく場として「保養」とい う言葉を問い直した時に、私たちの命を支える源である「塩」を自 らの手で作る原体験を共にすることから始めたいという思いを共有 することができました。  


  旧暦の年の瀬に、命を見つめながら共に時間を過ごすことからこ れからの暮らしを見出していけたらと思います。  


和暦大晦日   




人間にとって欠かすことのできない命の源【塩】。 

 塩炊き祭りでは海からくみ上げた海水を使い、薪で火を起こし、釜で塩を焚きます。
 海に囲まれた日本人にとっては日常的であったろう風景も、現代に生きる私達にはあまり目にすることのない光景になりました。 

 自然と調和し、循環する暮らしを営んでいた日本人が月のリズムに合わせ古くから使っていた暦である旧暦。 塩炊き祭りは旧暦の大晦日から正月にかけておこないます。 薪割り・水汲み・音楽に踊り、火を囲み語らい、古くから伝わる知恵を共有し、自然の恵みに感謝しながら新しい年のはじまりをお祝いしましょう。

(クリックすると大きくなるはず)

では一緒に行った気分になろう!

   
 夜、現地についたらこんな怪しい光景が!
ディジリドゥー x 2、タブラ、にバイオリン。
来て良かった〜。最高!
しかもなぜか泥のティーピーらしきものがある。

I arrived during a jam session that included digiridoo, tabla, and violin.
How cool is this?!!
There's even a cob tipi inside.


演奏が終わったらみんなで塩炊きの現場に行進。
海岸にはまたまた怪しい光景。
道沿いの手作り廃油キャンドルに、ドーム、
やたら明るい夜の海岸。

After the jam sesh, we all marched down to the salt making operation.
The beach was lit up with homemade waste oil candles and solar powered lights.
A most curious scene.


みんなで炊かれている塩を見守りながら
火の周りで寒さを凌ぐ。

People huddling around the fire to stay warm
while keeping an eye on the boiling salt water.


会話が弾む旧正月大晦日。
Conversations filled the cold night.



 冨田君の説明パート1



冨田君の説明パート2


海水から塩へ
From sea water to salt



太陽の輝きを反射する塩の結晶
Salt reflecting the light of life


夜中のファイアーダンス
Midnight fire dance


旧正月ファイアーダンス。
見るべし!


元旦の朝
真っ正面は富士山
後ろは塩炊き祭り

New Years Day
Straight forward is Mount Fuji
Behind is salt making






朝の光景
The scene in the morning


ジャンベに合わせて新年の餅つき
Mochi pounding with jimbei drumming


東京野菜計画の潤君のノリが最高
この餅つき楽しそう!
なんかカポエラのダンスみたい。

Jun, who started Tokyo Vegetable Operation,
in full action mode during the mochi making.


塩餅、きな粉餅、麻の実餅、お汁粉
やっぱ作り立てが一番!
食べ過ぎた〜

Fresh salt mochi, soy bean flower mochi, 
hemp seed mochi, and sweet azuki bean soup mochi was made.
Mochi is really really good freshly pounded.


塩の味比べ
参加者が自分たちの好きな塩を持ち寄って
みんなで味見をし合った。
塩ってこんなに味が違うんだ〜。

People brought their favorite salt and we did a taste test.
Salt tastes so different!


絵になってる
beautiful


自作の塩
Our salt


塩を一人一人が受け取って
心を込めてお供えする
The salt is passed from person to person 
then offered as part of the new years ritual



富士山に向けてお供えもの
New Years offerings to Mt. Fuji


資料:年越し塩炊き祭り2013の枝折より

「塩」についてこれだけは知っておきたいこと!

1。そもそも「塩」は、ヒトにとって一体どんな存在なのか?   
地球上の生命は、46 億年前に海から誕生した。   細胞膜を通して直接ミネラルを摂取していた。しかし、進化して陸に上がる と直接とれなくなってしまう。  

人間は、60 兆個の細胞を持っている。  
→   血液が血管を通り、ミネラルを細胞へ運ぶ。  
塩を摂取することでミネラルを補給している!!  
 ◎ 「血潮」ちしお     ♫手のひらを太陽に♩  

血液の塩分濃度は、古代海水と同じ約1%(0.9%)のミネラルバランス。
 今も身体が抱え続けている!(今の海水は3%)   
羊水も古代海水と同じ塩分濃度。地球の血液は海水。  

2。塩は身体にとってどんなもの?  
身体の中に古代海水と同様のミネラルの濃度とバランスが浸透圧を維持し 健康な細胞と体液を維持している!!
→   では、塩が不足するとどんな症状が出る?
  無気力、心も病む、冷え性になる、朝起きられない、免疫力・排出力が落 ちる、腸が不健康になる、などなど。  

   ○塩は高血圧の原因なの?
   ○高血圧の人が減塩して症状が改善するのはどのくらい?     
1。50%くらい   2。25%くらい   3。10%以下  

※「塩」は本来、塩化ナトリウム(NaCl)99%ではないはず!   
※ 現在は、減塩が大流行。味噌汁の理想の塩分濃度はやはり1%。それに満た
ない味に慣れている人が多い。一度家庭の味を見直してみましょう!   
180cc の水に 18 グラムの味噌が基本

○ゆるめる?   引き締める?  

  冷やす?     あたためる?
  ○醤油を一気のみしたら死ぬってほんと?    


3。塩の歴史   日本はもともとどうやって塩をつくっていたのか?   
塩田によって塩を生産していた。  
:入浜式→満潮面より低い海浜に土手を築き、干満の差を利用して海水を流入させて天日で濃し、平釜で煮詰める天日・平釜法。(江戸時代から終戦直後まで)  

塩田には、海岸沿いに広い土地が必要。  
 高度経済成長を推し進めるにあたって、太平洋ベルト地帯の開発によって 1971 年に日本の塩田が全廃。イオン交換式製塩法に切り替わった。   
○イオン交換式製塩法・・電力とイオン交換膜を用いて海水を濃縮し、立釜 (真空蒸発釜)で煮詰める方法。NaCl99%以上の化学塩。  

自然食愛好者、消費者グループ、一部の学者たちによって反対運動が起こる。5万人の署名の請願書を提出したが、時既に遅し。
1976 年日本食用塩研究会が発足。
1997年   塩専売法廃止
2003年   塩専売制の完全撤廃   ようやく、本来の塩が生産できるように!(この間にどんだけの健康被害を 出したっちゅうねん!)   

※人間がコントロールしようとした生命の源である「塩」
  畑で起こったことと似てるなあ・・・。
 

4。どんな表示の塩を選べばいいの?   今回の塩炊きは?   海水(神奈川県三浦海岸)、平釜  




○ イオン交換塩:
海水を原料とし   イオン膜・立釜法で製造。代表格は、財団法人塩事業センターから発売 されている旧専売塩の「食塩」。純度が非常に高く、塩化ナトリウム 99% 以上と定められている。ミネラルはほとんど含まれない。
 

○ 精製塩   
輸入の天日塩を原料とし、溶解・立釜法で製造。代表格は、財団法人塩 事業センターから発売されている旧専売塩の「精製塩」。その名の通り化 学塩。塩化ナトリウム 99%以上。    

○ 自然海塩  
日本の海水を原料とし、天日・平釜などで生産。純度はメーカーによっ て異なり、塩化ナトリウム以外のミネラルが5%前後のものから 10%前 後のものまであり。5〜12%の中純度から低純度程度が最も美味しい。    

○ 再生自然塩   輸入の天日塩を原料とし、おもに溶解・平釜法で製造。にがりや海水を 加えて少し純度を下げた塩。成分はメーカーによって異なる。   輸入の天日塩は、塩化ナトリウムの純度が極めて高いものが多く、海水 のミネラルバランスとはほど遠い・・・。
 

○ 岩塩   岩塩を採掘して粉砕するか、岩塩層に水を注入して溶解し、立釜法など で再結晶する。溶解・立釜法は、精製塩に近い、岩塩らしさは失われて いる、とのこと。

 

さて!日本には、発酵食品がたくさんあります。特に、日々の生活に欠かせな い「味噌」「醤油」「梅干し」等々、どんな塩が使われているか気にしたことは ありますか?   


資料(年越し塩炊き祭り2013の枝折)の参考文献
  • 日本人には塩が足りない」村上譲顕 東洋経済 2009、2
  • 「正しい塩の選び方」NPO法人日本食用塩研究会

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