この前紹介した尿療法の本を読んでいたらこんな事が書いてありました、
「家族のものが健康になると、家庭内が明るくなり、健康というものが、こんなにすばらしいものであったかという事を、しみじみと感じさせる。今までお互いに欠点ばかり突っつき合っていたものが健康になると、長所しか見えなくなってくる。健康というものは、本当に不思議なものである。いつも身体が疲れたり、痛みを感じていれば、気分が否定的になる事は当然だ。」
ごもっとも。寝不足だったり、不規則な生活をしたり、風邪をひいたり、皮膚がかゆかったり、腰が傷んだりすると元気でポジティブに振る舞うのは難しいですよね。僕は、ここ数週間指にアレルギー反応が出てイライラしたり、やる気がなくなったりしていました。
良い人間関係は、まず自分の心と体の健康から始まるのだと思います。自然の中で暮らし、健康な食べ物を育てて生きるのは僕にとっての理想的な生活です。ここは不思議なくらい心地よく、健康的生活が実践できるからだと感じます。実家の大阪や東京を考えると、果たして健康的な生活ができない気がしてしまいます。まさに消費社会の中心地。家族と一緒に住みたい反面、ストレスがたまる環境で家族と過ごすのはみんなに迷惑になる感じもします。イライラしたり、気が抜けたりすればそれは周りの人に伝染するからです。しかし、逆に今のように健康な環境に居る事により、幸せのエネルギーがみんなに広まっている事が実感できます。
そういえば、僕の最も尊敬している先生の一人、ティク・ナット・ハーンさん (ベトナム出身の禅僧・平和運動家・詩人)が日本に来年来日するかもしれません。健康とか生き方とかで連想してしまいました。彼のコミュニティー(フランスのプラムビレッジやサンジエゴのディアパークなど)は本当に凄いと思います。とても平和でシンプルな生き方を実践していると感じました。そこであったあるお坊さんの一人、アメリカ人のファップ・ルーさんはパーマカルチャーを勉強していて色々サンディエゴのディアパーク僧院でプロジェクトをしていました。ドイツ人のファップ・タンさんも環境やサステナビリティーにとても関心と知識があって、僧院にソーラーパネルを設置したり、パラボラ式のソーラークッカーで豆や穀物を調理したり、僧院のあらゆる所に果樹をうえて周りにバーム(berm)とスエール(swale)を作ったり、コンポストを担当してたりしていました。
禅、パーマカルチャー、自然農はとても良いコンビだと思います。
平和を育んで行こう!
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